桜吹雪を避けて通る

KPOP、音楽、 すきなことをすきと言いたい自己満足ブログです

♪26 VIXX5周年 VIXX愛を存分に語らせてください

2012年5月24日

この日に彼らVIXXと名乗る6人のSUPER HEROたちがデビューを果たしたわけで、それから丸5年経った今日、VIXXはデビュー5周年を迎えました。

 

 

私がVIXXを好きになったのは2015年の3月、別れの公式の活動が終わったころだと記憶しているので、ファン歴は2年と少し、つまりVIXXの半分の歴史しか知らないのですが、それでもVIXXはKPOP激戦時代の2010年代でも他のグループとは一味違う存在であると思うし、私はそんな「他とは違う」びくすが大好きです。

 

2012年デビューといえば、EXO、AOA、B.A.P、NU'EST、BTOBなどなど、いわゆる中堅と呼ばれるような、カムバすれば一位を総なめにする人気グループが一気にデビューした年もあります。

各グループのメンバーとびくすメンバーに親交があるあたりを見ると、デビューの時期やデビュー時のコンセプトが各グループあまりにも個性的だったので(一方ではスーパーヒーロー、一方ではノニモス、また一方ではエルビス…のように)、自分たちの方向性が間違っていないだろうかとか、特にびくすはジェリピ(事務所)の先輩に同じようなグループアイドルがいなかったことが、とても心配だっただろうなぁ、と思います。

 

特にEXOはうるろんで一気に火がついた、とよく言われますが、なにより事務所がでかい。すでに大人の色気東方神起ダンディー芸人Super junior、完璧SHINeeなど、あらゆる方向性で先輩がデビューしていたので、SMエンタも時代の最先端を、他にはないKPOPの形を求めていただろうし、AOAがバンド形態で羽をつけてデビューしたのも、2000年代後半のいわゆるKPOP全盛期の雰囲気を打破したかったのだろうと考えられなくもない。

 

話が逸れますが、今私は「KPOPといえば曲はなに?」と聞かれたら、間違いなく「EXOのLove Me Rightです!!」と答えます。それだけEXOは2013〜2014年にデビューしたアイドルたちの模範になっているというか、よく「売れそうな」とか「よくある」という表現をされますが(決して悪い意味ではなく、本当に現代の韓国音楽界を象徴していると感じる。)、これぞKPOP!という音楽の頂点にいると私は思います。

 

2013年、呪いの人形で始めて音楽番組で一位をとったVIXXですが、あの受賞のシーン、隣にヒョリンがいて、「VIXX、おめでとう〜!!」というMCに続いて湧き上がる歓声と拍手、クラッカー、ヒョリン姉さんの賞賛の笑顔、それからメンバーの涙。あれは絶対忘れられませんよね。何回見ても涙が出てくる。

 

あの時の一位獲得って、すごく意味があると思うんです。スーパーヒーローというコンセプトを打ち出してデビューした後、同期EXOは超能力とは違った路線に行き、仲良しのBTOBも失恋ソングやダンスナンバーで時代に乗っかっていく中、びくすが次に打ち出したコンセプトはゲームの世界。その次がバンパイア。そしてジギルとハイド。もう、何が何だか分からないじゃない、何やりたいのこの子たち、おとぎ話ばかりやっていても売れないのよ、一部の方にはそう思われたと思います。

でも、彼らは自分たちのやり方を変えなかった。そして呪いの人形で一位を取り、その後もサイボーグになってみたり、奴隷になってみたり、神様に扮したり。ここまでやるアイドルいますか。私はこの折れない精神と自信に繋がる努力が好きで、びくすを応援していると言っても過言ではありません。

 

かっこいい。

本当にかっこいい。

自分たちはバンパイアに、サイボーグに、神にだってなってなってやるんだ。VIXXにしかできない世界観に聴衆を連れて行ってやる。それをステージに立った背中から何度感じて、何度感情が昂ぶったことでしょうか。

決して壮大な曲に飲まれることなく、VIXXにしかできないパフォーマンスを見せつけてくれる。そしてそのパフォーマンスの中に、例えばふと強い眼差しを感じたり、空気の流れが生まれたり、色気が漂ったりするのです。すごい。

単純な言葉では言い表せないけど、芯にあるもののブレが一切なく、6人でその方向性が同じであるからこそ実現するVIXX異世界に、私たちはぐいぐい引っ張られているのですね。

 

今、私はデビュー曲SUPER HEROから最新曲桃源境まで、タイトル曲(活動曲)を順に聴きながらこの文面を書いています。

ダンス、青春、トレブルの効いたエレクトロミュージック、若さetc…を題材に活動するアイドルが多い中、圧倒的なスタイルの良さと音楽的センスで、自分たちが表現すべき「愛」とは何なのかを探求し続けているVIXX。特に「永遠の愛」をテーマにすることが多いと思います。(ここではコンセプトとテーマを区別しています)「愛」が行き過ぎて変形してしまった時、人間が人間でなくなってしまう瞬間を描くのが非常に上手いグループです。

 

曲について思い出したのでインストについても書いておきます。VIXXのアルバムには、必ずタイトル曲のインストバージョン、すなわち"歌無しバージョン"というものが収録されています。このインストだけを聴くとこれまた発見が多くて、そして彼らがまだまだ新人アイドルだった頃の曲のインストは、今日デビューした新人たちとはまた全然違うんです。時代が変わったからとかではなく、雰囲気というか、何もかもが違う。制服衣装も着ていなければ、やんちゃなわけでもなく、もはや空飛べちゃうんですから。君が望むならばニューヨークいって、朝ごはん食べちゃうドルです。

 

今考えれば、SUPER HEROの時点で、「何にでもなってやるぜ」と言われていたようなものですよね(笑)

その歌の通り、いろんなものに化けて、その度に私たちを別世界に連れ出してくれるVIXX。私がKPOPを好きでいる限り、その中心はVIXXなんだろうと思います。私がKPOPを聴く目的が「現実逃避」に近いので。

本当に、大好き。

 

これからも、そんな「他とは一味違った」アイドルでい続けて欲しい。私たちファンがいるから。STARLIGHTがいる限り、自分たちのやっている音楽に自信を持って、これからも頑張ってほしいと思います。

 

改めて、VIXXデビュー5周年、おめでとう!!

えんちゃん、レオ、ケン、ラビ、ホンビン、ヒョギ、いつもありがとう!!!