桜吹雪を避けて通る

KPOP、音楽、 すきなことをすきと言いたい自己満足ブログです

♪17 好きと思えるものに素直に〜やっぱりKPOPが好き

町中クリスマスですね。

あと7日で2016年が終わります。

 

先月、わたしはこんな記事を書いていました。

♪9 2016年一目惚れしたkpop曲 - 桜吹雪を避けて通る

このブログを書いてから一カ月半ほど経ちましたが、その間にもたくさんの曲を好きになりました。ほぼ毎日どこかのアイドルがカムバックしていたり、毎週Apple Musicのおすすめプレイリストが更新されたりするので、新しい曲との出会いは絶えないのです。

 

そうそう、最近iPhoneiOSをアップデートしたら、Apple Musicでダウンロードした曲でアラームがかけられるようになりました。あれ楽しい。明日は何の曲で起きようかなーって考えるのが楽しい。

余談でした。

 

それで、この一カ月半でビビっときた曲をいくつか語ります。

 

 

E / 少年24

소년24 (BOYS24) - E (Unit Yellow Ver.) MV - YouTube

E

E

個人カットが多いUnit YellowのMVを載せておきます。

完全に異世界。

撮影場所が地球じゃないよね(笑)。

私はやっぱりパラレルワールドが好きなのかも。MVの冒頭のあたり、白い寝台からEXOのLucky Oneと同じ匂いがします(どんだけ好きなの)。

 

曲もとても好きで、イントロの民族的な音階が印象的ですが、歌ってる本人たちが変に上からじゃないっていうか、飛び抜けてパフォーマンスが上手なメンバーがリードしていくスタイルじゃなくて、その名の通り、等身大の少年たちが表現する創造世界っていうのが、単純に音楽としても楽しめるので良いです。

もちろん褒めてますよ!

 

異世界や超能力を表現しようとすると、どうしてもアイドルが人間でなくなってしまいがちです。それはそれで世界観が形成されるからいいと思うのですが、彼らはあくまでも普通の少年たち。

私が大好きなVIXXはコンセプトの世界に私たち聞き手がアンテナを合わせる必要がありますが、たまにはパラレルワールドに送り込まれてしまった普通の子たちを客観的に見るのも楽しいなーと。

Energy・Emergency・Electricityの三単語が強調された歌詞も、中毒性があって面白いです。

 

そんなこんなで、この冬何回も聞いています。

 

少年24のファンの皆さんって、好きなユニットとかあったりするんですかね、私はイエローも好きですが他の色も興味あります。

 

 

Killer / B.A.P

Killer

Killer

曲がもろ好みです。どストライク!

ボーカルの後ろで鳴ってるエフェクトのかかった声は誰の声なんだろう…昔からこの手の電子音は割と好きなんです。 多分セカオワの青い太陽くらいから好き。

 

リズム打ちが素敵ですよね、こう、ドンッて心地よくくるリズムが好きです。

あとサビの前のスネアの音が大好き。雰囲気がGOT7のIf You Doと似てる。あの曲もまた、サビ前がとてつもなく好き。サビ前にさしかかると「よし、来いっ」と拳を握ってしまうほど好き。

 

B.A.Pは、この曲が収録されているアルバムのタイトル曲も含め、割と攻めの、ゴツい曲が多いと思っていたんですけど、このKillerの私のイメージはまさに孤独。決してさみしい曲調ではないのですが、孤独を表現するB.A.Pもいいものだなぁと思います。

 

 

 소년,소녀(少年,少女) / HaSeul

[MV] 이달의 소녀/하슬 (LOOΠΔ/HaSeul) "소년, 소녀 (Let Me In)" - YouTube 

소년, 소녀

소년, 소녀

  • 이달의 소녀
  • K-Pop
  • ¥250

これは、運命、というキーワードがぴったりな曲。一面銀世界の神秘的なイメージのMVで、歌声も純粋で音楽も素敵です。弦楽器のクラシックな音色のイントロに始まり、1人の少女ともう1人の天使?のような銀髪のおそらく少年とが行ったり来たり。

 

この曲、どこか上品で丁寧な感じと語りかけるような優しい雰囲気があるのはどうしてだろう…と考えてみたら、サビの歌詞が所々「요(ヨ)」で終わってるんですけど、韓国語で「〜요」で終わる文は、日本語で言う「〜です」にあたる丁寧な文章と聞いたことがあるので、それと日本語の「〜よ」という語りかけるような詠嘆口調のイメージが混ざって、歌詞全体に柔らかな丁寧さを感じるのかな〜という結論になりました。

 

歌手について調べたら、毎月1人ずつソロで曲を出して、1年かけて全員をデビューさせるLOONAというグループ?プロジェクト?のようで。

こんな素敵な歌手のいるグループ、完成まですごく待ち遠しいです。

 

 

極論、やっぱりKPOPが好き!

好きなものは好き、という自分の気持ちに素直になっていいんだ。これが、私がKPOPを通して2016年に得たものだと思います。

 

人と同じが嫌、世間の流行にすがるのが嫌、そんな捻くれた自分が今でも大嫌いですが、少なからず自分の心が動いたものには、素直に「好き」という感情を抱いていい、ということを学びました。

アイドルたち、もとい、歌手というのは皆私たち聴衆に聞いてほしくて歌っているのであって、それをどう受け止めるかは自分次第でいいじゃん。

そう思えるようになりました。

 

私がJPOPよりもKPOPが好きな理由は、曲の受け止め方がより自由だからだと思います。

JPOPには「こういう人に向けた、こんな時に聞いてほしい、こんな歌」という副題が付いているように感じるのです。

KPOPにももちろん曲のコンセプトがあり、思いの詰まった歌詞があります。

でも、曲の作り出す世界観が、すごく個性的。もっと言うと、非現実。ましてや私は韓国語を聞いて理解できるほどのレベルではないので、聞きなれない言語を聞いているだけでなんとなくふわふわした気持ちになる。

要するに、KPOPはいつ、どんな時に聞いても非現実世界へ連れて行ってくれるもの(少なくとも私は連れて行かれる)だと思うのです。

私は人付き合いも得意ではないし、喧騒とか怒りとか喜びとか、そういった人間の営みがあまり好きではありません。だから、日々の中にKPOPをちょこちょこ忍ばせることによって、非現実を感じて心を休ませています。

 

それにしても、アイドルに固執しがちな理由はなんだろう。

KPOPにハマる以前からアイドルは好きでしたよ。主な理由は、曲が好みのものが多いから。もう1つ理由があるとするなら、失われた青春時代の埋め合わせをしたいからだと思います。

私は中学時代にあるチームのリーダーでしたが、周りのことで精一杯で自分のために一生懸命になれなくて、物事がうまくいかず、そんな後悔が残ったまま、その後悔がいつか爆発してしまうのではないかと未だに恐る恐る生きています。だから、成功した人への嫉妬心は他人の何倍も強いですよ。

 

1つ心配なのが、これから先、年下のアイドルが増えてきたらその時はKPOPを嫌いになってしまうかもしれない、ということ。私より需要があって、成功している年下。他人と比べるなんて低レベルなことしなきゃいいのにね。

 

ぶっちゃけ、成功してる人は、たとえその裏に血の滲むような努力があったとしても嫉妬します。

あの時、自分自身のために真っ向勝負したかった。未だに自分のために一生懸命になりたいですもん。そんな欲求不満をアイドルたちに肩代わりしてもらっているのかもしれません。

 

話が逸れました。

 

一カ月半で良いと思える曲にたくさん出会うほど、私はKPOPが大好きです。一昨年の春、良い出会いをして良かった。

 

2017年も、素直に「好き」と言えるものとたくさん出会いたいです。それがKPOPでなくてももちろんよくて、文房具とか本とか人とか…。春から引っ越して新生活を始めるので、そこで良い出会いがあるといいな。

 

 それでは、良い年末をお過ごしください。