♪28 EXOのカムバックでとある法則が分かった
こんにちは
ご無沙汰になってしまいすみません。
EXO、カムバックしました。
個人的には去年のCBXのアルバムがもう頭から煙が出そうなほど好きで、(大げさ)
ちゃんとブログを書いていました。
♪12 EXO-CBXをアルバムごと愛でる - 桜吹雪を避けて通る
そして、今回Ko Ko Bapでカムバして、
私は自分に関するある法則のようなものに気がつきます。
それは、
SMエンタの一曲目に惹かれがち
ということ。
今回、えくそがどうだとかカムバの内容がどうこうについては書きません。というか書けません!そこまで事情に詳しくないので…
んじゃあ何なのかといいますと、
今回のアルバムの1曲目、『전야 前夜』もそうだし、Monsterでカムバしたときの1曲目『Lucky One』、それからSHINeeのOddより『Odd Eye』、1of1の『Prism』などなど
SMエンタ所属アイドルのアルバムの1曲目って、すごい力があると思う。
そのアルバムがどういう雰囲気であるかがパッとわかるような、グッと引き込まれるような、とにかく掴みが上手いというのでしょうか。
カムバ曲、つまりメインの曲と並行するくらいカッコよくて、繊細で作り込まれていて、ちゃんとカムバ曲を引き立てている(というかカムバ曲自体のスケールが大きい場合が多い)ところが、もうすごいと思います。圧巻です。完敗です。ひれ伏します。
繊細で色鮮やかですよね、それが、特に今回のEXOのカムバ曲のような割と冷酷でモノクロな曲調と対比していて面白いと思うし、コード進行も個人的に掴まれるポイントです。パッと視界が開ける明るさが見えたり、少し寂しくて甘い感じ、伝わりますか…
というわけで、1曲目、ぜひ聞いてみてください。メインの曲ももちろん、繋げて聞くことで新しいキュンを得られることを祈っています。
(なぜ私が祈るのか)
ではまた今度!
♪27 2017年上半期 お気に入り曲
こんにちは。
とある理由からツイッターの方をお休みしたり、ブログも更新が遅れたりしておりました。
そんな中でもKPOPアイドルというのは私の生活からは買っても切り離せないものでありまして…。
Mnetなど音楽番組を放送しているテレビ局のユーチューブチャンネルをチャンネル登録しているため、どこがカムバしたとか、割とちゃんと追えていました←
というわけで、
2017年上半期・KPOPお気に入り曲
私と曲の好みが似ているなぁと思った方は是非、まあそうじゃなくても是非!聞いて、ステージパフォーマンスを見てほしいと思います。
ちなみに私はApple Musicユーザーで、毎月気になった曲をプレイリスト化しています。
各月の曲数を数えてみると…
1月→13曲
2月→10曲
3月→4曲
4月→9曲
5月→7曲
6月→21曲
でした。
この中には洋楽や邦楽も含まれていますが、八割五分はKPOPです。(笑)
あくまでもその月に好きになった曲なので、それ以前にすでにあった曲、という場合もありますので、発売日についてはお気になさらずに。
To My Star/B1A4
もともとB1A4は好きだったのですが、何が好きって彼らの歌声が好きで。この曲、ジニョンの歌い方が120%堪能できると私の中で話題になりました。
Winter Heat/EXO
超好き。
EXOについては前にも記事を書きましたが、声と曲が本当に大好きなグループでして、数ある曲の中でもベストスリーに入るくらい、この曲は私的ヒットです。コードが最高にかっこいいと思う。
My First and Last/NCT Dream
NCT DREAM_마지막 첫사랑 (My First and Last)_Music Video - YouTube
正直NCTあまり知らなくて、Dreamも平均年齢が自分より下なこともあってあまり見なかったのですが、これはもう好きすぎてうおーーって、なりました。
0Mile/NCT 127
뮤직뱅크 Music Bank - 0 Mile - NCT 127.20170616 - YouTube
せっかくなので、NCT続きで。
この曲は聴いた瞬間「おおっ!」と思いました。即プレイリストに追加。そしてタイトル曲とともにテレビで披露する曲だったのですね、イントロの振り付けを見てさらに好きになりました。
Baby/ASTRO
ASTRO 아스트로 - Baby M/V (Performance Ver.) - YouTube
イントロの振り付けといったら上半期ではこれが一番良かった…。振り付けというよりも、ムンビンの表情がイントロの前半と後半でガラッと変わるのがたまらなくキュン♡̷です。
あとはさすがエアロビドル(違)、振り付けの揃いようが半端じゃない。デビュー時から生歌の安定感に定評のあったASTROです。今回も素晴らしく爽やかでかわいい。
WoW!/Lovelyz
러블리즈(Lovelyz) "WoW!" Official MV - YouTube
2月に、女の子グループに浸っていた時期がありました。Red Velvet、gugudan、Lovelyzと次々にカムバした中で、やっぱりWoW!はらぶりじゅ節というか、彼女らしさが本当に出ている曲だと思います。かわいい。
You and Me Together/이달의 소녀 3/1
[MV] 이달의 소녀 1/3 (LOONA 1/3) "You and Me Together" (Special MV) - YouTube
例の、LOONAプロジェクトメンバーが4人発表された時点で発表した曲。曲調がもろ好みでした。ちなみに数ヶ月前に私が大好きだーと騒いでいたハスルちゃんも、ここに入っています。
낮보다는 밤/EXID
[EXID(이엑스아이디)] 낮보다는 밤 (Night Rather Than Day) Music Video - YouTube
これもまた曲調がどストライクに好きです。辺りが暗くなりかけた時間帯に、風を感じながら聴きたい曲。大好きです。
백허그/SNUPER
SNUPER(스누퍼) 4th Mini Album 'Back:Hug (백허그)' M/V - YouTube
SNUPERは実はデビュー時から好きでした。可愛らしい曲でデビューしたかと思いきや、70〜80年代風のピコピコ系に路線変更、からのこの曲、でした。惚れた。
Diamond 4 Ya/B.A.P
B.A.P - DIAMOND 4 YA / 170314 The Show - YouTube
Aメロ、Bメロの雰囲気からサビに入った瞬間ビート感がズンっとくる感じがたまらなく好みです。
Black Out/VIXX
[VIXX - Black Out] Comeback Stage | M COUNTDOWN 170518 EP.524 - YouTube
VIXXの曲の中でも本当に上位レベルで好みの曲です。Desperateの時もそうでしたが、最後まで歌い終えてから曲が終わるまでの振り付けで歓声が上がる、むしろそこがかっこいいのってVIXX特有なのでは??
またけしからん歌詞の曲歌って〜〜(褒めてる)と思ってみなさん聴いてますよね?(笑)
VIXXは一番好きなアイドルでもあるので、後々VIXXの好きな曲特集、しようと思います。
Mind Control/TOPSECRET
[MV] TOPSECRET(일급비밀) _ MIND CONTROL - YouTube
まだ新人なのもあってか、歌にダンスが付いていってない感が否めませんが、そこを乗り越えて、「よくあるアイドル」から抜け出してほしいところ。まだまだ彼ら一級秘密にしかできないことがあるはず!!声質がRomeoに似てます。
기적 같은 아이 Miracle/WJSN
[WJSN - Miracle] Comeback Stage | M COUNTDOWN 170608 EP.527 - YouTube
Happyが収録されているアルバムの活動曲。Happyを機にメンバーを覚えるぞという気になった私ですが、あえてこっちを推しておきます。言葉の詰め方が楽しい!
Open Up/IOI Knock
[Knock of PRODUCE 101 - Open Up] Special Stage | M COUNTDOWN 170608 EP.527 - YouTube
あえてみなさんが思っているしんどいことをここで言わせていただきたい、ベクホの声が印象的すぎてもうこれニュイの曲かと思うよね。ニュイはもう割と追っているグループでもあるので、今回のプデュ参加にはかなり違和感があったのですが、この曲とても良くて、しんどい。頑張れプデュ2期!!
Reload/T-ARA
뮤직뱅크 Music Bank - Reload - 티아라(T-ARA).20170616 - YouTube
本当にかっこいい…スラップベースにオーケストレーション、どこかで聴いたことあるようなサウンドなんですが、誰の曲だっけ…思い当たる曲があったら教えてください…
というわけで、15曲!!
紹介させていただきました。
私にとってKPOPとは、非現実へ連れていってくれる手段であり、新しい音楽の可能性を見つけるツール。
下半期も、お世話になろう思います。(笑)
年末になったらまた下半期のオススメ曲書きますね。
ではまたヽ(о´∀︎`о)
♪26 VIXX5周年 VIXX愛を存分に語らせてください
2012年5月24日
この日に彼らVIXXと名乗る6人のSUPER HEROたちがデビューを果たしたわけで、それから丸5年経った今日、VIXXはデビュー5周年を迎えました。
私がVIXXを好きになったのは2015年の3月、別れの公式の活動が終わったころだと記憶しているので、ファン歴は2年と少し、つまりVIXXの半分の歴史しか知らないのですが、それでもVIXXはKPOP激戦時代の2010年代でも他のグループとは一味違う存在であると思うし、私はそんな「他とは違う」びくすが大好きです。
2012年デビューといえば、EXO、AOA、B.A.P、NU'EST、BTOBなどなど、いわゆる中堅と呼ばれるような、カムバすれば一位を総なめにする人気グループが一気にデビューした年もあります。
各グループのメンバーとびくすメンバーに親交があるあたりを見ると、デビューの時期やデビュー時のコンセプトが各グループあまりにも個性的だったので(一方ではスーパーヒーロー、一方ではノニモス、また一方ではエルビス…のように)、自分たちの方向性が間違っていないだろうかとか、特にびくすはジェリピ(事務所)の先輩に同じようなグループアイドルがいなかったことが、とても心配だっただろうなぁ、と思います。
特にEXOはうるろんで一気に火がついた、とよく言われますが、なにより事務所がでかい。すでに大人の色気東方神起やダンディー芸人Super junior、完璧SHINeeなど、あらゆる方向性で先輩がデビューしていたので、SMエンタも時代の最先端を、他にはないKPOPの形を求めていただろうし、AOAがバンド形態で羽をつけてデビューしたのも、2000年代後半のいわゆるKPOP全盛期の雰囲気を打破したかったのだろうと考えられなくもない。
話が逸れますが、今私は「KPOPといえば曲はなに?」と聞かれたら、間違いなく「EXOのLove Me Rightです!!」と答えます。それだけEXOは2013〜2014年にデビューしたアイドルたちの模範になっているというか、よく「売れそうな」とか「よくある」という表現をされますが(決して悪い意味ではなく、本当に現代の韓国音楽界を象徴していると感じる。)、これぞKPOP!という音楽の頂点にいると私は思います。
2013年、呪いの人形で始めて音楽番組で一位をとったVIXXですが、あの受賞のシーン、隣にヒョリンがいて、「VIXX、おめでとう〜!!」というMCに続いて湧き上がる歓声と拍手、クラッカー、ヒョリン姉さんの賞賛の笑顔、それからメンバーの涙。あれは絶対忘れられませんよね。何回見ても涙が出てくる。
あの時の一位獲得って、すごく意味があると思うんです。スーパーヒーローというコンセプトを打ち出してデビューした後、同期EXOは超能力とは違った路線に行き、仲良しのBTOBも失恋ソングやダンスナンバーで時代に乗っかっていく中、びくすが次に打ち出したコンセプトはゲームの世界。その次がバンパイア。そしてジギルとハイド。もう、何が何だか分からないじゃない、何やりたいのこの子たち、おとぎ話ばかりやっていても売れないのよ、一部の方にはそう思われたと思います。
でも、彼らは自分たちのやり方を変えなかった。そして呪いの人形で一位を取り、その後もサイボーグになってみたり、奴隷になってみたり、神様に扮したり。ここまでやるアイドルいますか。私はこの折れない精神と自信に繋がる努力が好きで、びくすを応援していると言っても過言ではありません。
かっこいい。
本当にかっこいい。
自分たちはバンパイアに、サイボーグに、神にだってなってなってやるんだ。VIXXにしかできない世界観に聴衆を連れて行ってやる。それをステージに立った背中から何度感じて、何度感情が昂ぶったことでしょうか。
決して壮大な曲に飲まれることなく、VIXXにしかできないパフォーマンスを見せつけてくれる。そしてそのパフォーマンスの中に、例えばふと強い眼差しを感じたり、空気の流れが生まれたり、色気が漂ったりするのです。すごい。
単純な言葉では言い表せないけど、芯にあるもののブレが一切なく、6人でその方向性が同じであるからこそ実現するVIXX異世界に、私たちはぐいぐい引っ張られているのですね。
今、私はデビュー曲SUPER HEROから最新曲桃源境まで、タイトル曲(活動曲)を順に聴きながらこの文面を書いています。
ダンス、青春、トレブルの効いたエレクトロミュージック、若さetc…を題材に活動するアイドルが多い中、圧倒的なスタイルの良さと音楽的センスで、自分たちが表現すべき「愛」とは何なのかを探求し続けているVIXX。特に「永遠の愛」をテーマにすることが多いと思います。(ここではコンセプトとテーマを区別しています)「愛」が行き過ぎて変形してしまった時、人間が人間でなくなってしまう瞬間を描くのが非常に上手いグループです。
曲について思い出したのでインストについても書いておきます。VIXXのアルバムには、必ずタイトル曲のインストバージョン、すなわち"歌無しバージョン"というものが収録されています。このインストだけを聴くとこれまた発見が多くて、そして彼らがまだまだ新人アイドルだった頃の曲のインストは、今日デビューした新人たちとはまた全然違うんです。時代が変わったからとかではなく、雰囲気というか、何もかもが違う。制服衣装も着ていなければ、やんちゃなわけでもなく、もはや空飛べちゃうんですから。君が望むならばニューヨークいって、朝ごはん食べちゃうドルです。
今考えれば、SUPER HEROの時点で、「何にでもなってやるぜ」と言われていたようなものですよね(笑)
その歌の通り、いろんなものに化けて、その度に私たちを別世界に連れ出してくれるVIXX。私がKPOPを好きでいる限り、その中心はVIXXなんだろうと思います。私がKPOPを聴く目的が「現実逃避」に近いので。
本当に、大好き。
これからも、そんな「他とは一味違った」アイドルでい続けて欲しい。私たちファンがいるから。STARLIGHTがいる限り、自分たちのやっている音楽に自信を持って、これからも頑張ってほしいと思います。
改めて、VIXXデビュー5周年、おめでとう!!
えんちゃん、レオ、ケン、ラビ、ホンビン、ヒョギ、いつもありがとう!!!
♪25 VIXX 桃源境は息を飲むほど美しい世界でした。
お久しぶりです。
今回の記事、うまく書ける気がしません…
ブログをなかなかちゃんと継続して書けていないのと、今回の桃源境という曲が、言葉でちゃんと表せないほど、かっこいいと思うからです。
とりあえず、ありったけの語彙を絞り出して書きます。
5月15日の夕方6時、
待ちに待った、VIXX4thアルバムのタイトル曲、桃源境〜Shangri_La〜のMVが公開になりました。
今回のテーマは「東洋ファンタジー」。
東洋ファンタジーってまた…そんな。VIXXにしかできないコンセプトを、絶対ちゃんと形にしてやってくれるだろう、っていうファンの信頼があるからこそやれるコンセプトですよね。双方の独占欲がすごい。戦略です。
昨年のギリシャ神話コンセプト3部作を経てからというもの、彼らには神秘という言葉がさらに似合うようになったと思います。
早速MV考察といきましょう。
月と太陽と、桃源境
今回のMV、一番印象的でどきりとした場面はこの、月と太陽とが重なった瞬間に、「桃源境」の文字が浮かび上がるシーンだと思います。
ここ。
そもそも桃源境(桃源郷)とは、陶淵明(とう えんめい)という5世紀頃の中国の文学者が書いた物語に登場する幻想的な別世界のことらしく、目的を持って探してしまう者にはたどり着けない場所なのだそうです。
そしてこのMVでは、月が女、太陽が男を表しており、2人の想いが重なった瞬間、そこは「桃源境」。そんなロマンチックかつ大人で渋い愛の歌が表現されています。
VIXXメンバーも、白と黒、それぞれの衣装で踊る場面があり、これもまた月と太陽の対比を表しているんだそうです。なるほど。
キャプ下手ですみません…
続いて、メンバーごとに語らせていただきます!
N
今回もリーダーは舞踏で魅せてくれました。ティーザーでも、白と黒の衣装を身にまとい、流れるような美しい現代舞踊を踊っていらっしゃった…。
以前日本風の着物っぽい衣装でパフォーマンスをしたことがあったので、今回東洋ファンタジーというコンセプトを聞いた時、9割くらいのファンの方が咄嗟にえんちゃんにお着物風衣装で優美に舞ってほしい…!と望んだのではないでしょうか。
私もその1人です。
本当によく似合っています。
他のグループではなかなかできない、歴史的な趣のある渋いコンセプト。
VIXXの表現する桃源境が、こんなにも大人っぽいのにまさに絢爛、決して派手ではないのにどこか上品な色気を感じるのは、このリーダーがいるからだと確信しました。
LEO
今回も、自由人です。
レオの自由さはどこから来るのか。おそらくレオぺんさんはこの自由さが好き。
サイボーグだろうと奴隷だろうとアキレウスだろうと、自由で物憂げで瞳の綺麗なレオは声も綺麗で、今回の曲でも高音を何の不自由もなくさらりと歌いこなす。
鋭い目つきが、桃源境の古典的な美にすごくマッチしている気がします。
衣装の裾がふわっとなびく感じとか、扇子を持つ手の指先とか、ひとつひとつがハッとするくらい綺麗ですよね、
つくづく、今回のコンセプトはVIXXに本当にあっているなぁと思わされます。
KEN
いろんな意味で一肌脱いだケンちゃん。昨年のギリシャ神話コンセプトの時の「首謀者ゼウス」の姿から一変、まさにケンの歌声のように、甘さと美しさが際立った衣装とセットでのカムバになりました。
今回のMVもそうだしDynamiteやFantasyの時にも思ったけど、VIXXのMVってやっぱり色の見せ方がすごく良いんですよ。
特に暗いけどはっきりした色の見せ方。
このケンちゃんのシーンとか、あとケンちゃん関連でいえばChaind upの時の、花々に囲まれているカプセルの個人シーンとか。
ケンちゃん自身、とても繊細かつ彩度の高い歌い方をする方なので、こんな風なビビットな演出はまさに私の中のケンちゃんの歌うイメージのそのままなのです。あっぱれ!!
RAVI
あえてのこの厳しめな表情のキャプってことにしておこう。
最近は軍服やシャツものの衣装が多かったせいで、あ、ラビってこういうてろっとした衣装最っ高に似合うんだった...と惚れ直しているところです。
あと、歌のパートがたくさん増えたのもうれしい。
こう、今までラッパーとして認識していた声がメロディーになると、ぞわぞわしませんか?(笑)
「セクシー」とか「かっこいい」とか、このラビを表すひょうげんはいろいろあるんだろうと思います。
けれども、そういう多くの形容詞よりも、この無駄のない感じ、シンプルだけど芯の部分がしっかり伝わってくるのがVIXX・ラビのいいところ。
HONGBIN
私はホンビンが好きです。毎回言ってます。
今回も言います。
そして美しい。
いつもの変人っぷりを忘れてしまうくらい、花に囲まれたホンビンの美しさがすごい。
この間まで唇の裏にできた口内炎に薬を塗っているところを全世界に晒した男ですよ⁈
外界、非現実世界の登場人物をやらせたら、ホンビンの右に出るものはいないのではないでしょうか。
歌パートも本当に回を重ねるごとに増えて、声色の使い分けというか、バリエーションも格段に増えました。
ホンビンのパートはスパイス的な使われ方をされるのをよく見かけますが、アルバム曲のBlack Outとかも、そんな感じで。
HYUK
末っ子が………
絶句です。いい意味で。予想以上のかっこよさの裏切り…!
もうマンネとは言わせない、ジェリピの思うツボといったところでしょうか…。
今回のヒョギはChaind upの時を彷彿とさせます。金髪で前髪を上げているからかな。
声の感触もガラリと変わって、The Closerの秒針に支配されていた頃の声とはまた違った感じに聞こえました。
使い分けてるとしたらすごくないですか。今回MV初見の際にヒョギの声でかなり取り乱しましたよ。
まとめ〜パラレルワールドとVIXX〜
これMVの中のとあるシーンなのですが、多分月食みたいな演出なのでしょう、
二つの球体の重なった輪郭から光が見えます。
昔読んだ児童書の中に、桃源郷に行って何ヶ月も修行を積んで、いざ戦う前に現実世界に戻ってきたら、時間が進んでいなかった!という逆浦島パターンの内容のものがありまして、桃源境コンセプトやります!と聞いた時はなんとなく「修行」のイメージを持ってしまっていた私であります(笑)。
この月と太陽も、桃源境と現実世界に置き換えると、重なった瞬間が、
『私たち聴衆』
と、
『反現実を表現するVIXX本人たち』
が今同じ音楽を、空間を共有しているという風に捉えられる気もします。
他にはできないこのコンセプトと渋い楽曲…。
またアルバム曲それぞれの感想について語りたいと思うので、次回は桃源境後半ということで。
では!
♪24 BTOB MOVIEのMVを愛でよう
前回の記事からだいぶ時間が空いてしまいました。
さあ今日は!
BTOB7人のぶっとび兄さんが
お洒落にポップに
帰って来たぞーーー!!!!
そういうわけです!!!!遅いっしかもこの写真イルンちゃんがいない…
この曲、私は好みどストライクです。こういうのを待っていたんですよCUBE、本当にありがとう…
歌といったらヨジャはMAMAMOO、ナムジャはBTOBと評されるほど歌唱力が高い彼ら。7人のメンバーのうち4人がボーカル、3人がラップを担当しています。
歌を、音楽を、心から楽しんでこそBTOBだと思うのです。
映画のようなひとりひとりのストーリーをまじえつつ、楽しい!!!という彼らの感情が、聞き手まで楽しくさせてくれるキュートなナンバーだと思います。
さあ、MV愛でていきましょう!
BTOB(비투비) - 'MOVIE' M/V - YouTube
ちなみにステージパフォーマンスはこういう楽しい曲のときに発揮される彼らの芸人魂が、所々に滲み出ていますので、必見です。
Show Champion EP.219 BTOB - MOVIE - YouTube
かわいいガールフレンドとデートMOVIE・ウングァン
兄さん、やっぱりあなた面白いです、そういうオチは兄さんの得意技よね。
それにしても歌が誰よりも楽しそう。サビの後半なんてすっごい高音なのに、全然苦しそうじゃない、むしろ楽しそうにケロッと歌ってのけるところ、さすがBTOBメインボーカル、BTOBリーダーです。
賭けに溺れMOVIE・チャンソプ
Bメロのファルセット(裏声)惚れました。
いろんな歌い方ができる人だと思いますが、哀愁、切なさ、そういう泣きのメロディーが似合うと、個人的に思います。
1番のBメロ、ステパフォで色々面白い工作してくれてます。そういうのも含めて好きです。おふざけから瞬時にプロの顔に戻るところがかっこいい。
愛の力で危機一髪MOVIE・ソンジェ
末っ子、成長しました、かっこいい、本当にかっこよくなった。
私はソンジェ推しです。そんでもって、彼を初めて知ったのはヒット製造機。あのひょろひょろした好青年がこんなに男らしくて面白くて歌も歌えるスーパーアイドルになったとは。素晴らしい。
今回の曲、サビはソンジェです。ソンジェはいつもMVのいいところを持ってくね。爽やかでサマになる。あっぱれ。
スーパースターの舞台裏MOVIE・ヒョンシク
Aメロの歌い出しがこの人からってすごく贅沢な気がいたします…なんていうか、ヒョンシクのボーカルは私にとって何かがジャストフィットなんです。くどくなくて心地よい、魅惑の声だと思います。
さらっとした踊りの癖とか微笑んだ時の口元の緩みかたとか…かっこいい。本当にもう、それがぴったり。
無敵ラッパーの心MOVIE・プニエル
プニエルの好きなところは、細かな仕草です。リズムの取り方とかラップのテンションとか、他のメンバーとは違うプニエルの世界観があって、その世界観がふとした瞬間にぱっと出てくる、そんなところが好きです。
前回作からプニエルのパートは英語ラップというイメージが定着しつつありますが、それもまた良い。言葉のまとめ方が、これ普通の人にはできないよね、っていう詰めかたをしていてかっこいいです。
(あとMVとは関係ないけど、喜びかたがかわいい)
私立探偵MOVIE・ミニョク
このMVを見ている人がキャーーーっと、絶対言ってしまうであろうミニョクのこの探偵シーン。部屋を物色中に誰かが入ってくる…という下手な話だけど、世界のイミニョク先生、すごいわ、目線といい体の運びといい、私もキャーーーってなったもん…
ラップだけでなく歌も上手いんです彼。昔ソンジェとデュエットで歌った動画を出してたのですが、あれ惚れました。気になる方は是非。
悪党DJ MOVIE・イルフン
こういう悪い役合うよね〜〜〜すごくいい。独特なメイクも、悪そうな目つきも、銃の構えも、全てがこの男に合っている。基本ニコニコしていることが多く、ただでさえ賑やかなBTOBの中でも輪をかけて賑やかなメンバーなのに、こういう目つきが似合うのは何故なのか…とにかくこのイルフンのコンセプト良き。
BTOBに求めるものが詰まっている
私はこの曲のように、歌うことの楽しさを感じさせるグルーヴ感がある曲が大好きです。
サビの振り付けもそうだけど、楽しい曲の中にちらっとこなれた感じの色気を取り入れてくるスタイル、(実はこの曲を最初に聞いた時、2014年頃の彼ら7人を思い出してグッときました。きっとYou're So Flyの時に感じた「好き!」という感覚と同じだった。)BTOBらしくてとっても大好きな曲になりました。
これぞBTOB!と思ったファンも多いはず。
もっともっと、BTOBにしかできない高い歌唱力とふわっと力が抜けるような色気を見てみたい!
♪23 一級秘密/UP10TION 好きなアルバムを語る
突然ですが、アルバムまるまる続けて聴くのっていいですよね!!
私のKPOPの鑑賞の仕方って2パターンあって、
①アルバムまるまる聴く
②好きな曲のプレイリストを作って聴く
のどちらかなんです。
UP10TION(以下おぷて)は、事務所の先輩TEENTOPや100%もそうですけど、アルバムごとにテーマが決まっていて、アルバムを一曲目から最後の曲まで一気に聴かせるっていうのを意識してるのでは…?と思います。
その中でもおぷてのデビューアルバムは秀逸である!何がいいって、一曲一曲の主張が強いにもかかわらず、アルバムで聴かせてくる感があるところ。
今日はTension Up!で語りますよ!!
デビューアルバムだけでそのグループのカラーが分かることってあんまりない気がするのですが、この『一級秘密』というアルバムには、若干自己中気味だけど放っておけない、かわいいおぷて系男子がギュッと詰まっています。
そしてどうでもいいですが、私の中でのアルバムのイメージカラーは赤茶色です。
アルバムデザインの仕様も影響しているのかもしれませんが、このアルバムに収録されている曲に『火』のイメージをすごく感じるからっていうのが1番の理由です。
Phoenixっていう曲も入ってますし。
構成がいい
アルバムの構成ですが、一般的なアイドルのアルバムは
①イントロ(導入)曲
②タイトル曲
③タイトル曲の雰囲気に合う曲
④締めのバラード
っていう感じで4〜7曲入っていることが多いかなぁと思います。あとは最後にインストが入ったり、③と④の間にちょっと遊び心のある曲を入れたり。こんな風に、コンセプトから脱線しない程度でいろんなジャンルの曲が入ってますよね。
しかし!!!この一級秘密はというと、タイトル曲So Dangerousの後にいきなりバラード。これがまたいい曲!
(私はKPOPではおぷてとNU'ESTのバラードにはハズレがない!と思っております。)
ある意味挑戦です。
じゃあ締めは何なのかというとバラードではなくゆったりとした爽やかなCome with Meという曲で終わります。
鍋してて、割と早い段階で雑炊でシメて、そのあとに違う料理がいくつか出るけど1番最後はデザートがちゃんと出て、気づいたら今までの料理全部和食だった、みたいな。比喩下手ですみません。
とにかく、私の好みに合う曲が揃っていて、アルバム全体を愛でることのできる、おぷての華々しいデビューアルバム!!という話でした。
アルバムごと愛でるのおすすめです
私好きなアルバム多いんですよ。特に今回話したおぷてと、あとSHINeeやVIXXはアルバムごと愛でるべきだと個人的に思います。VIXXは全曲知ってて、その頃の本人たちの髪型とかいろいろ好きだから“その時期にしかなかった彼ら”を愛でたいっていうのもあるんですけど。
Red VelvetやEXO、INFINITEもよく聴きますけど、それはそれでランダムで聴いたほうが世界観が楽しめていいんじゃないかな、と思ったり。
好きなアルバムはまだまだあるので、また書きたいことを思いついた時に語っていこうと思います。
それではまた!
♪22 BLUEとPINK
色の名前を聞いて、懐かしい景色とか想像上の風景とかが浮かぶことはよくあると思う。
例えば「緑」と聞いて植物を、「黒」と聞いて夜を思い浮かべるように。
ところで、なぜわたしがこんなに偉そうに喋っているかというと、わたしが色聴に近い感覚を持っているらしいからです。
共感覚って聞いたことありますか?
人間には五感と呼ばれる感覚が備わっているのですが(第六感とかオカルトでよくいうけど)、その五感のそれぞれがありえない結びつきを起こしてしまうのを共感覚というそうです。色を見てにおいがしたり、音を聞いて色が見えたり。わたしの色聴は今の例の後者にあたるものです。
わたしの場合は音というよりは調や曲の流れに色が見えます。
で、本題です。
今日は曲名が色の名前である2曲を紹介したくてこれを書いています。実はどちらも同じ調の曲です。ですが、片方は日本語、もう片方は韓国語で歌われており、歌手の性別も異なります。そしてそれぞれの曲名が『BLUE』と『PINK』。おもしろそうでしょ?
BLUE/Samuel Seo
서사무엘 (Samuel Seo) - B L U E Official M/V - YouTube
さきほどわたしは紹介する2つの曲はどちらも同じ調と言いましたが、その調性の色のイメージは青に近いエメラルドグリーンなのです。だから、この調で『BLUE』という曲名を見たときはなんだか腑に落ちる感じがしました。
子供の頃に楽しいと思ってたことは、大人になってもずっとそのままだと思っていたけど、実際はうまくいかなくて、BLUEだったあの頃に戻りたい。
そんな歌詞の曲です。この歌詞、なんとなく自分と重なってます。歌詞の解釈が合っているかどうか分かりませんが、青、なんの躊躇い戸惑いもなく、ただ楽しい、おもしろい、という気持ちだけで動いていた、純粋な青の頃に戻れたら。明るい曲調の曲ではありますが、少し寂しい歌詞だと感じました。
PINK/土岐麻子
タイトルの“PINK”は…たとえば夢の色のこと。
現実を塗り替えるのが想像力だとするならば、その色のイメージがピンクでした。
このアルバムが皆さんの想像力のお供になってくれたら最高だなという願いがあります。
また、肉の色のこと、それは透けた肌の色のことでもあります。孤独な時、人が求める安心は、たとえばピンクの向こう側にあるかもしれません。
このアルバムが誰かの人肌のようなものになってくれたら、これまた最高です。
音楽ナタリー取材より引用
URL土岐麻子、年明けに新アルバム「PINK」リリース「皆さんの想像力のお供に」 - 音楽ナタリー
2曲めは『PINK』。先ほど申し上げたとおり、もしこの曲に歌詞がなかったら明らかに青に近いエメラルドグリーンの曲です。そのせいか、PINKというテーマカラーを基に繰り広げられていく音楽が、とても生々しく現実的に聞こえました。多分、肌や肉のPINKと、青く浮き出た血管、静脈、心臓などが一気に思い浮かんだからだと思います。
本来受け取るべき音楽の受け取り方をしていないのかもしれませんが…。すごく、現実的な一コマを想像しました。
BLUEとPINKといろんないろ
このほかにも、色の名前が曲名になっている曲ってたくさんあると思います。今回この2曲に絞っていろいろ書きましたが、JPOPというか日本の音楽は、「いま」「ここ」「わたし」を現実的に映し出す力が強い。落ち込んだ時とか、自分と向き合いたい時とか、そういう時にわたしは日本語の曲をよく聞いています。
この2曲には特に繋がりはありませんが、ただ好きなので、紹介しました。