桜吹雪を避けて通る

KPOP、音楽、 すきなことをすきと言いたい自己満足ブログです

♪25 VIXX 桃源境は息を飲むほど美しい世界でした。

お久しぶりです。

 

今回の記事、うまく書ける気がしません…

 

ブログをなかなかちゃんと継続して書けていないのと、今回の桃源境という曲が、言葉でちゃんと表せないほど、かっこいいと思うからです。

とりあえず、ありったけの語彙を絞り出して書きます。

 

 

5月15日の夕方6時、

待ちに待った、VIXX4thアルバムのタイトル曲、桃源境〜Shangri_La〜のMVが公開になりました。

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今回のテーマは「東洋ファンタジー」。

 

東洋ファンタジーってまた…そんな。VIXXにしかできないコンセプトを、絶対ちゃんと形にしてやってくれるだろう、っていうファンの信頼があるからこそやれるコンセプトですよね。双方の独占欲がすごい。戦略です。

 

 

昨年のギリシャ神話コンセプト3部作を経てからというもの、彼らには神秘という言葉がさらに似合うようになったと思います。

 

早速MV考察といきましょう。

 

 

月と太陽と、桃源境

今回のMV、一番印象的でどきりとした場面はこの、月と太陽とが重なった瞬間に、「桃源境」の文字が浮かび上がるシーンだと思います。

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ここ。

 

 

そもそも桃源境(桃源郷)とは、陶淵明(とう えんめい)という5世紀頃の中国の文学者が書いた物語に登場する幻想的な別世界のことらしく、目的を持って探してしまう者にはたどり着けない場所なのだそうです。

 

そしてこのMVでは、月が女、太陽が男を表しており、2人の想いが重なった瞬間、そこは「桃源境」。そんなロマンチックかつ大人で渋い愛の歌が表現されています。

 

VIXXメンバーも、白と黒、それぞれの衣装で踊る場面があり、これもまた月と太陽の対比を表しているんだそうです。なるほど。

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キャプ下手ですみません…

 

 

続いて、メンバーごとに語らせていただきます!

 

 

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今回もリーダーは舞踏で魅せてくれました。ティーザーでも、白と黒の衣装を身にまとい、流れるような美しい現代舞踊を踊っていらっしゃった…。

 

以前日本風の着物っぽい衣装でパフォーマンスをしたことがあったので、今回東洋ファンタジーというコンセプトを聞いた時、9割くらいのファンの方が咄嗟にえんちゃんにお着物風衣装で優美に舞ってほしい…!と望んだのではないでしょうか。

私もその1人です。

 

本当によく似合っています。

他のグループではなかなかできない、歴史的な趣のある渋いコンセプト。

VIXXの表現する桃源境が、こんなにも大人っぽいのにまさに絢爛、決して派手ではないのにどこか上品な色気を感じるのは、このリーダーがいるからだと確信しました。

 

 

LEO

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今回も、自由人です。

レオの自由さはどこから来るのか。おそらくレオぺんさんはこの自由さが好き。

サイボーグだろうと奴隷だろうとアキレウスだろうと、自由で物憂げで瞳の綺麗なレオは声も綺麗で、今回の曲でも高音を何の不自由もなくさらりと歌いこなす。

鋭い目つきが、桃源境の古典的な美にすごくマッチしている気がします。

衣装の裾がふわっとなびく感じとか、扇子を持つ手の指先とか、ひとつひとつがハッとするくらい綺麗ですよね、

つくづく、今回のコンセプトはVIXXに本当にあっているなぁと思わされます。

 

 

KEN

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いろんな意味で一肌脱いだケンちゃん。昨年のギリシャ神話コンセプトの時の「首謀者ゼウス」の姿から一変、まさにケンの歌声のように、甘さと美しさが際立った衣装とセットでのカムバになりました。

 

今回のMVもそうだしDynamiteやFantasyの時にも思ったけど、VIXXのMVってやっぱり色の見せ方がすごく良いんですよ。

特に暗いけどはっきりした色の見せ方。

このケンちゃんのシーンとか、あとケンちゃん関連でいえばChaind upの時の、花々に囲まれているカプセルの個人シーンとか。

ケンちゃん自身、とても繊細かつ彩度の高い歌い方をする方なので、こんな風なビビットな演出はまさに私の中のケンちゃんの歌うイメージのそのままなのです。あっぱれ!!

 

 

RAVI

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 あえてのこの厳しめな表情のキャプってことにしておこう。

最近は軍服やシャツものの衣装が多かったせいで、あ、ラビってこういうてろっとした衣装最っ高に似合うんだった...と惚れ直しているところです。

あと、歌のパートがたくさん増えたのもうれしい。

こう、今までラッパーとして認識していた声がメロディーになると、ぞわぞわしませんか?(笑)

「セクシー」とか「かっこいい」とか、このラビを表すひょうげんはいろいろあるんだろうと思います。

けれども、そういう多くの形容詞よりも、この無駄のない感じ、シンプルだけど芯の部分がしっかり伝わってくるのがVIXX・ラビのいいところ。

 

 

HONGBIN

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 私はホンビンが好きです。毎回言ってます。

今回も言います。

そして美しい。

いつもの変人っぷりを忘れてしまうくらい、花に囲まれたホンビンの美しさがすごい。

この間まで唇の裏にできた口内炎に薬を塗っているところを全世界に晒した男ですよ⁈

外界、非現実世界の登場人物をやらせたら、ホンビンの右に出るものはいないのではないでしょうか。

 

歌パートも本当に回を重ねるごとに増えて、声色の使い分けというか、バリエーションも格段に増えました。

ホンビンのパートはスパイス的な使われ方をされるのをよく見かけますが、アルバム曲のBlack Outとかも、そんな感じで。

 

 

HYUK

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 末っ子が………

絶句です。いい意味で。予想以上のかっこよさの裏切り…!

もうマンネとは言わせない、ジェリピの思うツボといったところでしょうか…。

今回のヒョギはChaind upの時を彷彿とさせます。金髪で前髪を上げているからかな。

声の感触もガラリと変わって、The Closerの秒針に支配されていた頃の声とはまた違った感じに聞こえました。

使い分けてるとしたらすごくないですか。今回MV初見の際にヒョギの声でかなり取り乱しましたよ。

 

 

まとめ〜パラレルワールドとVIXX〜

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これMVの中のとあるシーンなのですが、多分月食みたいな演出なのでしょう、

二つの球体の重なった輪郭から光が見えます。

 

昔読んだ児童書の中に、桃源郷に行って何ヶ月も修行を積んで、いざ戦う前に現実世界に戻ってきたら、時間が進んでいなかった!という逆浦島パターンの内容のものがありまして、桃源境コンセプトやります!と聞いた時はなんとなく「修行」のイメージを持ってしまっていた私であります(笑)。

 

この月と太陽も、桃源境と現実世界に置き換えると、重なった瞬間が、

『私たち聴衆』

と、

『反現実を表現するVIXX本人たち』

が今同じ音楽を、空間を共有しているという風に捉えられる気もします。

 

他にはできないこのコンセプトと渋い楽曲…。

 

またアルバム曲それぞれの感想について語りたいと思うので、次回は桃源境後半ということで。

 

では!

♪24 BTOB MOVIEのMVを愛でよう

前回の記事からだいぶ時間が空いてしまいました。

さあ今日は!

 

BTOB7人のぶっとび兄さんが

お洒落にポップに

帰って来たぞーーー!!!!

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そういうわけです!!!!遅いっしかもこの写真イルンちゃんがいない…

 

この曲、私は好みどストライクです。こういうのを待っていたんですよCUBE、本当にありがとう…

歌といったらヨジャはMAMAMOO、ナムジャはBTOBと評されるほど歌唱力が高い彼ら。7人のメンバーのうち4人がボーカル、3人がラップを担当しています。

歌を、音楽を、心から楽しんでこそBTOBだと思うのです。

映画のようなひとりひとりのストーリーをまじえつつ、楽しい!!!という彼らの感情が、聞き手まで楽しくさせてくれるキュートなナンバーだと思います。

 

さあ、MV愛でていきましょう!

BTOB(비투비) - 'MOVIE' M/V - YouTube

 

ちなみにステージパフォーマンスはこういう楽しい曲のときに発揮される彼らの芸人魂が、所々に滲み出ていますので、必見です。

 Show Champion EP.219 BTOB - MOVIE - YouTube

 

 

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かわいいガールフレンドとデートMOVIE・ウングァン

兄さん、やっぱりあなた面白いです、そういうオチは兄さんの得意技よね。

それにしても歌が誰よりも楽しそう。サビの後半なんてすっごい高音なのに、全然苦しそうじゃない、むしろ楽しそうにケロッと歌ってのけるところ、さすがBTOBメインボーカル、BTOBリーダーです。

 

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賭けに溺れMOVIE・チャンソプ

Bメロのファルセット(裏声)惚れました。

いろんな歌い方ができる人だと思いますが、哀愁、切なさ、そういう泣きのメロディーが似合うと、個人的に思います。

1番のBメロ、ステパフォで色々面白い工作してくれてます。そういうのも含めて好きです。おふざけから瞬時にプロの顔に戻るところがかっこいい。

 

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愛の力で危機一髪MOVIE・ソンジェ

末っ子、成長しました、かっこいい、本当にかっこよくなった。

私はソンジェ推しです。そんでもって、彼を初めて知ったのはヒット製造機。あのひょろひょろした好青年がこんなに男らしくて面白くて歌も歌えるスーパーアイドルになったとは。素晴らしい。

今回の曲、サビはソンジェです。ソンジェはいつもMVのいいところを持ってくね。爽やかでサマになる。あっぱれ。

 

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スーパースターの舞台裏MOVIE・ヒョンシク

Aメロの歌い出しがこの人からってすごく贅沢な気がいたします…なんていうか、ヒョンシクのボーカルは私にとって何かがジャストフィットなんです。くどくなくて心地よい、魅惑の声だと思います。

さらっとした踊りの癖とか微笑んだ時の口元の緩みかたとか…かっこいい。本当にもう、それがぴったり。

 

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無敵ラッパーの心MOVIE・プニエル

プニエルの好きなところは、細かな仕草です。リズムの取り方とかラップのテンションとか、他のメンバーとは違うプニエルの世界観があって、その世界観がふとした瞬間にぱっと出てくる、そんなところが好きです。

前回作からプニエルのパートは英語ラップというイメージが定着しつつありますが、それもまた良い。言葉のまとめ方が、これ普通の人にはできないよね、っていう詰めかたをしていてかっこいいです。

(あとMVとは関係ないけど、喜びかたがかわいい)

 

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私立探偵MOVIE・ミニョク

このMVを見ている人がキャーーーっと、絶対言ってしまうであろうミニョクのこの探偵シーン。部屋を物色中に誰かが入ってくる…という下手な話だけど、世界のイミニョク先生、すごいわ、目線といい体の運びといい、私もキャーーーってなったもん…

ラップだけでなく歌も上手いんです彼。昔ソンジェとデュエットで歌った動画を出してたのですが、あれ惚れました。気になる方は是非。

 

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悪党DJ MOVIE・イルフン

こういう悪い役合うよね〜〜〜すごくいい。独特なメイクも、悪そうな目つきも、銃の構えも、全てがこの男に合っている。基本ニコニコしていることが多く、ただでさえ賑やかなBTOBの中でも輪をかけて賑やかなメンバーなのに、こういう目つきが似合うのは何故なのか…とにかくこのイルフンのコンセプト良き。

 

BTOBに求めるものが詰まっている

私はこの曲のように、歌うことの楽しさを感じさせるグルーヴ感がある曲が大好きです。

サビの振り付けもそうだけど、楽しい曲の中にちらっとこなれた感じの色気を取り入れてくるスタイル、(実はこの曲を最初に聞いた時、2014年頃の彼ら7人を思い出してグッときました。きっとYou're So Flyの時に感じた「好き!」という感覚と同じだった。)BTOBらしくてとっても大好きな曲になりました。

これぞBTOB!と思ったファンも多いはず。

 

もっともっと、BTOBにしかできない高い歌唱力とふわっと力が抜けるような色気を見てみたい!

 

 

 

 

 

 

 

♪23 一級秘密/UP10TION 好きなアルバムを語る

突然ですが、アルバムまるまる続けて聴くのっていいですよね!!

私のKPOPの鑑賞の仕方って2パターンあって、

①アルバムまるまる聴く

②好きな曲のプレイリストを作って聴く

のどちらかなんです。

 

UP10TION(以下おぷて)は、事務所の先輩TEENTOPや100%もそうですけど、アルバムごとにテーマが決まっていて、アルバムを一曲目から最後の曲まで一気に聴かせるっていうのを意識してるのでは…?と思います。

 

その中でもおぷてのデビューアルバムは秀逸である!何がいいって、一曲一曲の主張が強いにもかかわらず、アルバムで聴かせてくる感があるところ。

今日はTension Up!で語りますよ!!

 

 

1stミニアルバム - 一級秘密 (韓国盤)

1stミニアルバム - 一級秘密 (韓国盤)

 

 

 

デビューアルバムだけでそのグループのカラーが分かることってあんまりない気がするのですが、この『一級秘密』というアルバムには、若干自己中気味だけど放っておけない、かわいいおぷて系男子がギュッと詰まっています。

 

そしてどうでもいいですが、私の中でのアルバムのイメージカラーは赤茶色です。

アルバムデザインの仕様も影響しているのかもしれませんが、このアルバムに収録されている曲に『火』のイメージをすごく感じるからっていうのが1番の理由です。

Phoenixっていう曲も入ってますし。

 

 

構成がいい

アルバムの構成ですが、一般的なアイドルのアルバムは

①イントロ(導入)曲

②タイトル曲

③タイトル曲の雰囲気に合う曲

④締めのバラード

っていう感じで4〜7曲入っていることが多いかなぁと思います。あとは最後にインストが入ったり、③と④の間にちょっと遊び心のある曲を入れたり。こんな風に、コンセプトから脱線しない程度でいろんなジャンルの曲が入ってますよね。

しかし!!!この一級秘密はというと、タイトル曲So Dangerousの後にいきなりバラード。これがまたいい曲!

(私はKPOPではおぷてとNU'ESTのバラードにはハズレがない!と思っております。)

ある意味挑戦です。

 

じゃあ締めは何なのかというとバラードではなくゆったりとした爽やかなCome with Meという曲で終わります。

鍋してて、割と早い段階で雑炊でシメて、そのあとに違う料理がいくつか出るけど1番最後はデザートがちゃんと出て、気づいたら今までの料理全部和食だった、みたいな。比喩下手ですみません。

 

とにかく、私の好みに合う曲が揃っていて、アルバム全体を愛でることのできる、おぷての華々しいデビューアルバム!!という話でした。

 

 

アルバムごと愛でるのおすすめです

私好きなアルバム多いんですよ。特に今回話したおぷてと、あとSHINeeやVIXXはアルバムごと愛でるべきだと個人的に思います。VIXXは全曲知ってて、その頃の本人たちの髪型とかいろいろ好きだから“その時期にしかなかった彼ら”を愛でたいっていうのもあるんですけど。

Red VelvetやEXO、INFINITEもよく聴きますけど、それはそれでランダムで聴いたほうが世界観が楽しめていいんじゃないかな、と思ったり。

好きなアルバムはまだまだあるので、また書きたいことを思いついた時に語っていこうと思います。

 

それではまた!

 

 

 

♪22 BLUEとPINK

色の名前を聞いて、懐かしい景色とか想像上の風景とかが浮かぶことはよくあると思う。

例えば「緑」と聞いて植物を、「黒」と聞いて夜を思い浮かべるように。

 

ところで、なぜわたしがこんなに偉そうに喋っているかというと、わたしが色聴に近い感覚を持っているらしいからです。

 

共感覚って聞いたことありますか?

人間には五感と呼ばれる感覚が備わっているのですが(第六感とかオカルトでよくいうけど)、その五感のそれぞれがありえない結びつきを起こしてしまうのを共感覚というそうです。色を見てにおいがしたり、音を聞いて色が見えたり。わたしの色聴は今の例の後者にあたるものです。

わたしの場合は音というよりは調や曲の流れに色が見えます。

 

で、本題です。

今日は曲名が色の名前である2曲を紹介したくてこれを書いています。実はどちらも同じ調の曲です。ですが、片方は日本語、もう片方は韓国語で歌われており、歌手の性別も異なります。そしてそれぞれの曲名が『BLUE』と『PINK』。おもしろそうでしょ?

 

 

BLUE/Samuel Seo

서사무엘 (Samuel Seo) - B L U E Official M/V - YouTube

B L U E

B L U E

さきほどわたしは紹介する2つの曲はどちらも同じ調と言いましたが、その調性の色のイメージは青に近いエメラルドグリーンなのです。だから、この調で『BLUE』という曲名を見たときはなんだか腑に落ちる感じがしました。

 

子供の頃に楽しいと思ってたことは、大人になってもずっとそのままだと思っていたけど、実際はうまくいかなくて、BLUEだったあの頃に戻りたい。

そんな歌詞の曲です。この歌詞、なんとなく自分と重なってます。歌詞の解釈が合っているかどうか分かりませんが、青、なんの躊躇い戸惑いもなく、ただ楽しい、おもしろい、という気持ちだけで動いていた、純粋な青の頃に戻れたら。明るい曲調の曲ではありますが、少し寂しい歌詞だと感じました。

 

 

PINK/土岐麻子

PINK

PINK

タイトルの“PINK”は…たとえば夢の色のこと。
現実を塗り替えるのが想像力だとするならば、その色のイメージがピンクでした。
このアルバムが皆さんの想像力のお供になってくれたら最高だなという願いがあります。
また、肉の色のこと、それは透けた肌の色のことでもあります。孤独な時、人が求める安心は、たとえばピンクの向こう側にあるかもしれません。
このアルバムが誰かの人肌のようなものになってくれたら、これまた最高です。

音楽ナタリー取材より引用

URL土岐麻子、年明けに新アルバム「PINK」リリース「皆さんの想像力のお供に」 - 音楽ナタリー

 

2曲めは『PINK』。先ほど申し上げたとおり、もしこの曲に歌詞がなかったら明らかに青に近いエメラルドグリーンの曲です。そのせいか、PINKというテーマカラーを基に繰り広げられていく音楽が、とても生々しく現実的に聞こえました。多分、肌や肉のPINKと、青く浮き出た血管、静脈、心臓などが一気に思い浮かんだからだと思います。

本来受け取るべき音楽の受け取り方をしていないのかもしれませんが…。すごく、現実的な一コマを想像しました。

 

 

BLUEとPINKといろんないろ

このほかにも、色の名前が曲名になっている曲ってたくさんあると思います。今回この2曲に絞っていろいろ書きましたが、JPOPというか日本の音楽は、「いま」「ここ」「わたし」を現実的に映し出す力が強い。落ち込んだ時とか、自分と向き合いたい時とか、そういう時にわたしは日本語の曲をよく聞いています。

この2曲には特に繋がりはありませんが、ただ好きなので、紹介しました。

♪21 SHE'S Tonigh に寄せて

前回のブログから少し時間が空いてしまいました。

 

わたしはよし聞くぞ、と意気込んで聞くのはクラシックだけで、その他のジャンルの曲は通学中や寝る前のストレッチ中、あとは筋トレしてる時とか、そういうつまらない時間のBGMとして聞いています。

クラシック以外と言っても、みなさんお察しの通り私はほぼKPOPばかり聞いています。なぜKPOPなのか、というのは、過去に書いたことがあったような。

♪17 好きと思えるものに素直に〜やっぱりKPOPが好き - 桜吹雪を避けて通る

 

KPOPにハマる前までは、邦ロックやバンドものをよく聞いていました。

でもやっぱりKPOP音楽の世界に落ちてしまってからは、なかなかバンドのサウンドを聞く機会もなく…。あ、CNBLUEは長いこと好きで聴いてます!

 

そんな中。おととい、Apple Musicを聴き漁っていた時に偶然見つけた『Tonight』という曲。

 

SHE'Sという4ピース(ボーカル&ピアノ、ギター、ベース、ドラム)のバンドの曲だそうです。

日本語の曲だとどうしても歌詞を重視してしまう私。そしてこの曲の歌詞に自分と重なるものを感じました。

君が泣いた夜のことも   耳を塞いだ夜のことも

僕らは抱えたまま   凍える夜に火を灯そう

君が1人を感じたら   この声を頼っていいから

どこにいたって傍へゆくよ

 

背負った傷跡   倒れる花瓶

改札通る度 心軋んでいく

「忘れられたら   それだけで報われるのにな」

 

君が笑う理由なら   すぐ傍にあふれているから

僕らは生きてこそだ

 

素敵な歌詞。メロディーもまっすぐでシンプル、より歌詞が伝わってきます。

それから1日経って昨日、曲の解釈について知りたくなってネットで調べたところ、この曲、作詞をしたメンバーの恋人が精神的な病に陥ってしまった時に、その恋人に「生きてほしい」と願った、その時のことを書いた曲なのだそうです。

 

実は私、2年前から軽症ですが不眠症や低血圧の体質から、自律神経失調症やうつにかかってしまっていました。今はほとんど治って薬もほぼ飲んでいませんが、去年などは学校へ毎日通うことができず、少し苦しい思いをしました。

 

なぜ今元気に生活できているかというと、ある友人のおかげなのです。

 

幼い頃からの仲であるその友人が、私が辛かった時期に真正面から向き合ってくれて、「僕を頼っていいから、」と何度も言ってくれたのをこの曲を聴いてふと思い出して、泣いてしまいました。

 

自分の経験と重なる曲ってあまりないと思うのですが、今回はこんなに素敵な曲と出会うことができました。またこの曲のおかげで私のそばにいてくれた友達のことももっと大切にしたいと思いました。 

 

 

♪20 日記をつけてみて思うこと

2017年のわたしの目標は

  1. 健康管理
  2. 運動をする
  3. できるだけ 一生懸命やる

の3つです。

これは昨年の暮れに決めました。

それで、ただ健康管理をしたり運動したりしてもなかなか実感がないぁと思ったので、日記をつけることにしました。

健康管理といえども、今日は○○に行ったとか、お昼に食べた○○がおいしかったとか、そういうどうでもいいことをつけていくつもりです。

 

わたしは冷え性・低血圧・頭痛持ちという3つの難題を抱えていて、365日のうち、心身ともに元気な日は50日ほどだと思うのです。50って。少ないですよね?(笑)

2017年は75日くらいになるように頑張ろうと思います。

年末になったら、その日数を数えてみたいので、これからもちゃんと日記を書くことにします。

 

日記の効果

日記を書き始めてかれこれ8日経ちました。

毎日何があったかとか、そのときどう思ったかを1日の終わりに書き留めておくことで、次の日を迎える心の準備ができると思います。

わたしは不眠症でもあるので、睡眠に入る前の布団に潜っている時間がとにかく長く、その1〜2時間をできるだけストレスフリーに過ごしたい。あの時間にストレスがたまると、次の日本当に寝起きが悪いのです。

 

もし同じような悩みを抱えている人がいれば、1日の終わりに日記をつけるのをお勧めします。

 

 

♪19 あけましてSEVENTEEN(パフォチ編)

遅くなりましたが、今回はせぶちことSEVENTEENについて語らせていただきます。

 

 

せぶちにハマってちょうど1年経ちました。

 

一昨年の大晦日だったと思います。

偶然再生したアッキンダの動画を見て、あ、この曲好きかもって思ったんです。それと同時に、サビのジョンハンとウジの振り付けも好きになりました。

ビビッと来たわけではなく、じわじわと、何回も聞くにつれて好きであることを認識させられた、という感じです。

 

その直後に見つけたマンセの方がこれまた好みのコード進行とメロディーだったので、13人って多いよな…と思いつつ(その当時7人のグループでも多いと思っていた)、2016年の三が日が終わる頃には、全員の名前と年齢順を覚えてしまっていた…という、出会いでした。

 

最初はホシくんが好きでした。

好きでしたっていうと過去形になっちゃうな、正しくは、今も好きです。正確にいうと、ブソクスンとボーカルチーム(訳してボカチ)が特に好きです。ん〜〜でもやっぱりスングァンが好きかなぁ…

 

ホシくんに惚れたのは、いうまでもなくそのパフォーマンス力とバライティ力だと思います。

特筆すべきは前者だと思いますが、ホシくんの創り出すパフォーマンスって、とても独特で好きです。表情とか、すごく、好き、もっと表現すべき言葉があることは分かっているけど、どう表したらいいんだろう、ホシくん、美しい、強い、かっこいい、、、困ったもんです。

 

 

 

さて、カウントダウンとともにHIGHLIGITを踊るパフォーマンスチームの動画が公開されました。

[MV] SEVENTEEN(세븐틴) _ HIGHLIGHT - YouTube

セブチというと13人という大所帯でありながらも抜群のまとまりを見せるダンス、それからホシくんのセンスある振りももちろん、個人の見せ場でハッピーサプライズ!というような売り出し方をしていると感じます。

でもどこか「13人で1つ」にこだわっている気がして、もっと新しい方向に進んでほしいと思っていました。

HIGHLIGITのあの動画は、まさしく新年のスタートにふさわしい、新しいセブチを見せてくれたと思います。

セブチはいつハッピーサプライズをプレゼントしてくれるかわからない、ワクワクドキドキなグループです。

 

 

 

前置きもそこそこに、MVを愛でていきましょうか。

 

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美しい、まずはとにかく美しいホシくん。

 

わたしは前髪を切りそろえたホシくんが好きです。セブチの中では割とやんちゃなイメージのあるホシくんですが、その芯の強さと統率力には心惹かれるものがあります。

ホシくんの踊りは、ひとつひとつの振り付けに意味が見えるというか、「観客がきっとこう見るだろう」というツボを的確に捉えている。

ふとした表情がすごく大人なんですよね、10時10分が冴え渡っている、あのツンとした目を向けられた日には、ホシくんの思うツボ、だったりして。

われわれ観客はホシくんの掌の上で転がされていると思います。

あっぱれ。

 

 

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瞳の彩度に魅せられた、ジュン。

 

この人はとにかく華がある。迫力とかオーラとかそういうことじゃなくて、ジュンの周りだけは違う次元が流れている気がします。

Boom Boomやイェップダなどの割とノリノリな曲でも、ジュンのパートになるとあれっ?てなります。決して悪い意味じゃなくて、他のメンバーにはない華が備わっているのを感じます。セブチの若々しくてポップでキュートで真っ直ぐな歌の中に、ふと違う空気が流れる気がする…。ああいうのを色気とよぶのですか?まだわたしにはわからない。

 

 

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ギャップ萌えが過ぎる、ディエイト。

 

セブチの楽しみ方として、ひとつ“ギャップ萌え”というものを提案したい。そしてわたしはミンハオくんに弱い。好きなのはスングァンだけど、ミンハオに弱い。ちょっと天然な面もありつつ一生懸命な人だと思っていたら、ブレイクダンスも踊りこなせる、冷たい目がこの上なく至極なアイドルだった…こんなギャップ他にありますか!!

まだ髪色がアイスクリームだった頃のミンハオに、ギャップ萌えとは何かを存分に知らされました。そして今回、彼の良さをまた再確認しました。顔のパーツや背格好と同様に、振り付けが“整っている”のがとてもかっこいいです。

 

 

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また大人になったね、ディノ。

 

13人のメンバーの中で、マンネマンネと可愛がられてきたディノ。とにかくダンスのレベルが高いなぁという第一印象でしたが、顔立ちもまだ幼く、ひとつ年上のバーノンとスングァン(ソラブー)とも違う雰囲気を持っているので、本当に大切に可愛がられているんだなぁと思っていました。

ところが。

最近カムバごとに大人になりつつありますよね。今後、視線や表情をアピールする余裕が出てきた時にどう魅せてくれるのか、とても楽しみです。

 

 

セブチ⊂パフォチ、だから強い

セブチは十人十色の良さ(と書いて個性と読む)をひとつのステージにびしっとまとめてくるのが素晴らしいと思います。

ですが、チームごとのステージではこれが13人の時とはガラッと変えてくるんですよね〜。自分たちの見せ場をよく分かっている。

そういえば、Twiceのオーディション、“Sixteen”のときに、JYPのパク・ジニョンプロデューサーも言ってました。「自分の1番光るもの(スター)が何かを分かっているかどうかが大事だ」と。

今回のHIGHLIGITのMVは、セブチとして13人で活動するときとは違った、パフォチの魅力が感じられるものになったと思います。

 

これからの4人に、そしてセブチに期待!

 

 

そして、初めてまだ3ヶ月ほどしか経っていないこの自己満足にすぎないブログを読んでくださる皆様、今年もよろしくお願いします。